わたしは良くも悪くもすごく素直で人の話を真に受けやすい。しかもしっかり違和感は感じているのに吸い込まれるように言うことを聞いてしまうし急かされると結構パニックになるところもある。てなわけで、盛大に騙されました!
最初はメッセージが携帯に届いた😳有名企業のリクルートエージェントの名前を使って、そこと業務提携してるからそっから情報を提供してもらって連絡したってきた。文面もよくよく後から見返すと言い回しがおかしかったり、そもそもアドレスが英数字の不規則な羅列で怪しげ。いつもはまた迷惑メッセージだ、てくらいで無視してたのになんでか誘導先のラインをふんでしまった💦
ラインを踏んだらメッセージで名乗った人とは違う担当者の名前がラインに出てきた。質問しても会話が嚙み合わないような内容が返ってきたりだった。そして契約もなにもしてないのに金銭のやり取りが始まる。注意するべきはやり取りの前に、面接や契約も雇用関係もないのに金銭の授受があることが間違い。なによりその会社はちゃんと存在するのかの確認をせず、目の前のお金に気を取られて軽はずみに動いたことだった。出資金を最大1万入れてタスクをこなすと報酬が入る、しかも即日入金。おかしい話がてんこ盛り。笑
有名ブランドの名を語り、信用性を付けて話を進めてくる。ラインで紹介者とやり取りするわけだか、どうもAIが返しているような文面、たまにまともに返信があったりして安心性を勝ち取ってくる。全額60万を取られたわけだが、出資金の入金はすべてリアルタイムの入金が必須だった。入金先の口座は個人名義で、わたしは個人名義が怪しいことを知らなかった。詐欺の特徴らしい。最初は1万の入金から始まったのに、さらなる報酬のチャンスが来るとさらに入金が必要で段々早く入金分のお金を取り戻したいと思い課金した。
詐欺のミソは初めの何回かで報酬を得させることだった。そこでこれは大丈夫という認識をさせたうえで、さらなる入金を求めてくる。とうとう手元のお金が無くなってきたところで「もしかして騙された?」と気が付くのだった。主人に話したら確実に詐欺ということで主人が問い詰めると、紹介者は日本語もままならないフィリピン人だった。会社名と連絡先を聞いても会話にならない様子で、警察に通報するといっても相当な自信があるのか話が通じてないのか、逆に警察の調査を待ちます、という変な回答だった。そんなでたらめだらけの詐欺師に騙された自分のアホさに悔しさを覚えた。
でもわたしはもっとお金に苦しんだ過去もあるし、何よりこんなバカなわたしのことを理解し一緒にいてくれる主人がいる!だから大して落ち込まずに翌日警察に行って被害届と調査を受けにいった。警察からも詐欺の可能性が高く、入金したお金を取り戻すのは難しいという回答で期待してなかった分納得した。とりあえず、被害届で被害者救済返金制度を提出し、入金履歴から詐欺師の口座の凍結をしてもらうことになった。逮捕は正直どうでもいいが、こうなるとお金が返ってくることのほうが1番になってくる。ただ自分の責任と浅はかさ、おバカさと恥じらいがあったため主人に頼らずまずは自分の力で地道に60万を補填することにした💪
これで人生が終わるなんてことはないし、落ち込んだら詐欺師の思うつぼ!